デカール製作について

 

ペイント歴はかれこれ20年以上ですがデカール製作はまだ創めて2年ぐらい、3年目に突入したところです。

ペイントとは違いデータ製作し印刷するだけと思い手を出しましたが、これが結構大変な作業の連続となっております。

 

最近ではデカール屋も多く中華製でも結構曲がり発色の良い製品もありますが

私自身デカールやシールを張るのが結構下手なんです。同様な方も多いと思います。

そんなこともあり

張りやすさを目指した分割型デカール屋になろうと思ってます。

破れた所だけ印刷してという要望にもお答えできますので、

イイなと思っていただける方のオーダーお持ちしております。

 

 

デカール製作は現在、型取り済み以外のものを製作したい方は。

バイクを預けてもらうか、外装パーツを郵送もしくは持ち込みで預けてもらわなければなりません。

型は私のところの印刷シートに合した用に型取りするため曲面の多いパーツは分割仕様で型取りとなることもあります。

また、張ってからカット仕様の型になる場合もあります。

パーツの返送のときの送料もご負担お願いします。(送料着払い)

デカール製作後の送料も着払いもしくはご負担お願いします。

 

デカールは現在3グレードで10タイプあります。

 

貼りやすさ(曲面への曲がり率)★ で表します

 

 

上グレード

ラミネート(オラガード 150ミクロン)+シート(BASアート)+粘着シート(日東)の3重構造再剥離

400×550mmで4000円 ★★★

ラミネート(オラガード 150ミクロン)+シート(エアフリ)+粘着シート(日東)3重構造再剥離

400×550mmで3500円 ★★

 

ラミネート(厚ラミにネート 300ミクロン)+シート(BASアート)+粘着シート(日東)の三3重構造再剥離

400×550mmで5000円 ★★

ラミネート(厚ラミにネート 300ミクロン)+シート(エアフリ)+粘着シート(日東)の3重構造再剥離

400×550mmで4000円 ★

 

中グレード

ラミネート(オラガード150ミクロン)+シート(エアフリーor強粘着)の2重構造永久粘着

400×550mmで3000円 ★★★★★

ラミネート(厚ラミにネート 300ミクロン)+シート(エアフリーor強粘着)の2重構造永久粘着

400×550mmで3500円 ★★

 

エコタイプ

ラミネート(3M]IGL33G 110ミクロン)+シート(エアフリーor強粘着)の2重構造 使い捨て専用デカール

400×550mmで1300円 ★★ ※気泡多・耐久性低 1レース使い捨て専用 ゼッケン用途に

 

 

ラミネートについて

ラミネートは3種用意してあります。オラガード、厚ラミ、3Mです。

オラガードはキャストフィルム。厚ラミと3Mのラミネートはカレンダーフィルムです

キャストのほうが良く曲がり縮みにくいですが、厚みが薄いですまた高価です。カレンダーフィルムは曲がりづらく時間とともに収縮し黄ばんできますが安価で厚い設定のものがあります。

 

着色層はbasアートとエアフリ―と強粘着の3種類用意しています

basアートは良く曲がります。結構高価なシートです、ただ半艶のためエアフリと強粘着のほうが光沢感があり綺麗にみえます。

エアフリと強粘着ではエアフリのほうが曲がり安いですが粘着力が低いです、ニーグリップが弱い人などはエアフリでも大丈夫ですが強い人は強粘着のほうが良いと思います、ただ貼りにくいです。

エアフリは安価ですが曲がり率く光沢があり綺麗に見えます。水貼りはできません。

強粘着は水貼りできます。

接着層に日東を追加すると、粘着力が増強される分、価格と厚みが増し、貼りやすさが減少します。

ただサーロンのようなフレームの塗装面(ちょっとざらついている)には強粘着層を追加したほうがよさそうです。

 

結局価格は?

オフロード車1台で400×550mmのシートを約5~8枚使いますので上グレードで20000円~30000円ほどで製作できます。

中グレードですと15000円~20000円ほどで製作できます。

下グレードでは10000円以下で製作できます。

破れたなどで再印刷の場合などは1シート単位発注となります。

 

 

耐久性

上グレードで月3ぐらいの練習、レースで1年間使用した人でもまだしっかりしていました。

さすがにニーグリップの強い人はタンク回りはすぐダメになるようです。

ここは分割して張替え仕様にして製作するほうが良いかもしれません。

上級ライダーですとニーグリップ周りを下グレードの使い捨てにし

フェンダーやシュラウド前方を中、もしくは上に

中級ライダーは中グレード。

初心者ライダーは中もしくはエコタイプが良いと思います。

 

貼るときの注意点

すべてにおいて水貼りできません。(強粘着が粘着層の場合はのぞく)

20度から30度ぐらいの室内がおすすめ。

貼るプラパーツをあらかじめ温めてから貼るほうが良いです。

フラットな面から伸ばすように貼りましょう。

デカールを温める場合はあくまで軽く。

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